薬酒について。薬酒は医の原点?『毉』から『醫』へ、そして「医」へ。
皆様こんにちは。
本日は、薬酒についてお話しします。
実は薬酒は、医の基本から二番目でした。
現代『医療』や『医学』で使われる『医』の字は『医』と書きます。
この『医』という字は初め『毉』と書かれていました。
そして『醫』という字に変わり、現代の『医』につながります。
ここから見えるのは、もともと医学は巫が関わっていた。
(毉)
神との対話による治療が原点にあることを表します。
その後、植物をお酒に漬けた薬酒を治療に使った。
(醫)
薬酒は昔から、治療に使われていたことがわかります。
そして現代の『医』という字になります。
酒は百薬の長と言われることがありますが、
お酒の上手な利用法は、来週にお伝えします。
それでは皆様、本日素敵な一日をお過ごしください。
和奏漢方堂【自由が丘】院長
薬剤師(専門:漢方)・針灸師
東京理科大学薬学部 漢方研究室 卒業
アロマテラピーインストラクター
ソフィアフィトセラピーカレッジ講師
1978年 神奈川県生まれ
自らの病気(喘息・アレルギー体質)を漢方医学で治した経験から、
自分と同じように、西洋医学では対応できない症状で苦しんでいる人をサポートしたいと思い、
2006年「和奏漢方堂【自由が丘】」を開業。
漢方薬・鍼灸など漢方医学を軸に、
伝統医学から近代医学まで分野にこだわらず、
多岐にわたる療法の中から臨床において実践・効果的な療法を研究し、
独自の治療法を確立。
患者様が安心してより健やかな生活を送れることを願い、
気の診断を利用した「漢方薬相談」や
【ネオヒーラー×ツボ刺激】の施術を行っている。