食事の前にお風呂がオススメ!食事の後にお風呂の場合のポイントとは?寝つきを良くするための方法とは?
皆様、こんにちは。
本日はお風呂にいつ入るのが良いかについてお話しします。
食後すぐに、湯船に浸かるのは控える
お風呂に入る方法で、避けた方が良いのは、
食後すぐに、湯船にゆっくりと浸かることです。
食後は、消化吸収のため胃腸に血液が集まります。
その時に湯船にゆっくりと浸かると、消化不良が起こります。
胃腸に血液を集めて、胃腸が「消化吸収するぞ~」と頑張っているときに、
湯船に浸かってしまい、全身の血流が良くなってしまうと、胃腸からすると「おいおい、今は私たちが働く時間だよ~」とテンションが下がってしまいいます。
ですので、食後すぐに湯船にゆっくり浸かることは止めましょう。
もしも、食後すぐに体を洗いたい場合は、湯船につかるのでなく、シャワーでさっと体を洗いましょう。
食後に湯船にゆっくり浸かりたい場合は1時間半~2時間ほど時間を空けてから入りましょう。
帰ってきたらすぐにお風呂、その後食事が一番オススメ
このように、消化吸収のことを考えますと、お風呂は食事の前の方がオススメです。
外出から帰ってきた場合はまずは、お風呂に入って体についている様々なものを洗い流す。
(体や髪についている、花粉やその他の物質を洗い流せます。)
その後、食事をするのが一番のオススメです。
眠る前に湯船に浸かるとで寝つきが良くなる?
「眠る1時間~2時間前に、38℃程度のぬるめのお湯に30分くらい浸かり、身体を温めるのが良い」
と言われています。
理由は
①人は体温が下がることで眠気を感じるので、お風呂で体を温めて体温を一時的に高めると、布団に入るときに体温が下がってくるので、寝つきがよくなるため。
②ぬるま湯のお湯にゆっくり浸かることで、副交感神経(リラックス神経)が優位になり、寝つきが良くなるため。
眠る前に温かい飲み物を飲めば、湯船に浸からなくても大丈夫!
寝つきを良くするために、体を温めるために湯船に浸かる方法もありますが、
もっと簡単に体を温める方法があります。
眠る30分くらい前に、温かい飲み物を飲むことです。
このとき、カフェインなどの脳を覚醒する飲み物は避けましょう。
白湯やホットミルクなどがオススメです。
温かい飲み物で体を温めれば、一時的に体が温まり、体温が下がってくるときに眠りやすくなりますし、
温かい飲み物をゆっくりと飲むことで、副交感神経(リラックス神経)が優位になり、寝つきがよくなります。
湯船に浸かるのが良いのか?シャワーだけでも良いのか?
湯船にゆっくりと浸かるのが体に良いのか?
湯船に浸からなくてシャワーだけでも良いのか?
の疑問があると思います。
答えは、お風呂に浸かるのが好きならば、浸かればよいですし、
シャワーだけで済ましたい方は、シャワーで十分です。
湯船に浸かるのが好きでない方が、無理に湯船に浸かっても体には良くありません。
無理というストレスの方が、体に悪影響がでます。
シャワーで済ましてしまう方が良いです。
湯船に浸かって、体を温めるという効能は、湯船につからなくても温かい飲み物を飲めば十分です。
逆に、「湯船に浸かるのが好きだ」という方は、食後は避けて湯船に浸かってください。
気持ち良いという精神的なストレス発散はとても大事です。
まとめ
「食後すぐに湯船につかる」ということだけは避けて、
湯船に浸からなければならない。湯船に浸かってはならない。
など、「〇〇しなければならない」という考えは止めて、
「〇〇したい」という感覚を重視して、自分の気持ち良い入浴法をお選び下さい。
それでは皆様、本日も素敵な一日をお過ごしください。
和奏漢方堂【自由が丘】院長
薬剤師(専門:漢方)・針灸師
東京理科大学薬学部 漢方研究室 卒業
アロマテラピーインストラクター
ソフィアフィトセラピーカレッジ講師
1978年 神奈川県生まれ
自らの病気(喘息・アレルギー体質)を漢方医学で治した経験から、
自分と同じように、西洋医学では対応できない症状で苦しんでいる人をサポートしたいと思い、
2006年「和奏漢方堂【自由が丘】」を開業。
漢方薬・鍼灸など漢方医学を軸に、
伝統医学から近代医学まで分野にこだわらず、
多岐にわたる療法の中から臨床において実践・効果的な療法を研究し、
独自の治療法を確立。
患者様が安心してより健やかな生活を送れることを願い、
気の診断を利用した「漢方薬相談」や
【ネオヒーラー×ツボ刺激】の施術を行っている。