ワクチンについて。感染予防と発症予防(重症化対策)の違いについて。
皆様、おはようございます。
本日は感染予防と発症予防(重症化対策)についてお話しします。
感染はウィルスが体内に侵入し増殖することです。
発症は体内に入ったウィルスが増殖し、病的症状が現れることです。
病的症状が重い場合は重症化と言われます。
感染予防で頑張る免疫細胞は、粘膜に多く含まれるIgAという免疫細胞です。
発症予防で頑張る免疫細胞は、体内に多く含まれるIgGという免疫細胞です。
新型コロナウィルスのワクチンが、徐々~に、日本でも打てるようになってきております。
このワクチンは、基本的にはIgGという免疫細胞を増やします。
ですので、感染を直接予防するわけではなく、発症を予防したり、重症化を防ぐためのワクチンです。
まだ時間はかかると思いますが、ワクチンを打ったとしても、感染する可能性はあります。
感染を防ぐにこしたことはないので、もしもワクチンを打ったとしても、これまで通りの感染対策を引き続き行うことがオススメです。
また、ワクチンを打つ打たないにかかわらず、日頃から免疫力を高めておくことが、感染予防・発症予防につながることは間違いありません。
皆様、ご自愛くださいませ。
本日も素敵な一日をお過ごしください。
和奏漢方堂【自由が丘】院長
薬剤師(専門:漢方)・針灸師
東京理科大学薬学部 漢方研究室 卒業
アロマテラピーインストラクター
ソフィアフィトセラピーカレッジ講師
1978年 神奈川県生まれ
自らの病気(喘息・アレルギー体質)を漢方医学で治した経験から、
自分と同じように、西洋医学では対応できない症状で苦しんでいる人をサポートしたいと思い、
2006年「和奏漢方堂【自由が丘】」を開業。
漢方薬・鍼灸など漢方医学を軸に、
伝統医学から近代医学まで分野にこだわらず、
多岐にわたる療法の中から臨床において実践・効果的な療法を研究し、
独自の治療法を確立。
患者様が安心してより健やかな生活を送れることを願い、
気の診断を利用した「漢方薬相談」や
【ネオヒーラー×ツボ刺激】の施術を行っている。