ネオヒーラー導入の経緯（当サロンではネオヒーラーを使ったツボ療法の施術を行っております。）

2020年10月28日 2023年4月15日著者：橋本和也

著者：橋本和也

和奏漢方堂【自由が丘】では、ネオヒーラー（NEO HEALER）という特殊なマッサージ器具を使って、ツボを刺激し、全身の精気の巡りを良くする【ネオヒーラー×ツボ刺激】の施術を行っております。
本記事はネオヒーラーについてとネオヒーラー導入の経緯についてお話しします。

ネオヒーラーとは？その効果は？

ネオヒーラーとは、インテンション株式会社が販売している、マッサージ器具です。ネオヒーラーの公式ホームページには、以下のようにネオヒーラーを説明しています。

ネオヒーラーは、マイクロカレント(微弱電流)・磁界・周波数を絶妙なバランスで生み出す構造によって、
人体の「生体電流を整える」、世界に類を見ないマッサージ器です。
さらに高伝導率の素材の採用や、からだへのフィット感、長時間使用できるグリップ性能など、
あらゆる角度から機能性とデザイン性を追求。
日本の工業技術を結集し、手のひらサイズのボディに最先端テクノロジーを詰め込んでいます。
ネオヒーラー公式ホームページ

ネオヒーラーとマイクロカレント（微弱電流）

ネオヒーラーが生み出すマイクロカレントとはどのようなものでしょうか？
マイクロカレント（微弱電流）は以前よりスポーツ分野でも使われており、微弱電流の刺激を筋肉に与えて、ケガや痛みの治療に効果を発揮していて、ＮＨＫの試してガッテンなどでも特集されていました。

また、ネオヒーラーのHPでも以下のようにマイクロカレントを説明しております。

マイクロカレント（微弱電流）をご存知ですか？
この電流は文字通り、人体が感じることのない“マイクロアンペアレベル”の非常に微細なもの。実はこの小さな電流が、トップスポーツの世界で以前から大きな関心を集めてきました。マイクロカレントが筋肉、靭帯、脂肪、血管といった軟部組織の損傷の治癒を早めると知られていたからです。

スポーツ医学の領域でも、10数年前からマイクロカレントに関する研究が本格化。最近では学会や医学論文でも、マイクロカレントが骨格筋（からだを支え、動かすための筋肉）の再生能力を活性化させ、「損傷骨格筋」の回復を促すことが発表され、専門家の間で話題となりました。スポーツの現場はもちろん、リハビリテーションにおいてもマイクロカレント（微弱電流）は有効な治療手段であると期待されているのです。
ネオヒーラー公式ホームページ「マイクロカレントについて」

マイクロカレントは微弱電流のため、触ってもビリビリなどの感覚は全くありません。
しかし、磁力系のマッサージ器具であることは、以下の実験（動画）より明らかです。
方位磁石とネオヒーラーの間に手を置き、ネオヒーラーで手をさすると、方位磁石が動きます。

▼ 下記の動画をご覧ください。▼
【方位磁石を使ってネオヒーラーの磁力を確かめる】
１０秒動画（音は出ません）

なぜ当サロンで導入したのか？

私はある患者さんからの紹介でネオヒーラーを知りました。
初めは「どれほどの効果があるの？」と思っていましたが、実際使ってみると予想を超える効果があることが分かりました。

私は鍼灸師の立場から、元々鍼灸理論をベースに気の流れを調える施術を行っていました。
私は気の流れを感じることができるので、ネオヒーラーをツボや経絡に使用することで気の流れが良くなることが分かりました。

そして、この施術器具は私の施術と相性が良いと感じ、当サロンに導入することを決め、現在はツボ療法にネオヒーラーを掛け合わせた施術を行っております。

ネオヒーラー×ツボ療法

もともと鍼療法の一つに、ツボに鍼を刺し、鍼に電極をつなぎ、電気を流して気の流れを調えるという施術方法があります。

ネオヒーラーも微弱電流によってを体調を調えるので、気の流れを調えるツボ療法に利用できます。
電気を使った鍼治療に比べて、ネオヒーラーを使ったツボ療法の利点は３点です。

①ツボを刺激する時に、鍼を肌に刺さなくてよい。（鍼を刺さされる痛みがない）

②広い範囲の気の流れを調えられる（ネオヒーラーの平面を使用）、ピンポイントでツボを刺激できる。（ネオヒーラーの凸面を使用）

③刺激量を加減しながら施術できる。（気の流れを感じつつ、刺激量を調整できる）

ネオヒーラーは筋肉の痛みや炎症、痺れやコリやむくみに対してだけでなく、内臓の疾患に対しても利用することができます。
また、ネオヒーラーによりツボを刺激することで、全身の気の巡りをよくすることで、自律神経のバランスを調えたり、内臓機能を高めることができます。