ヒトのカラダと植物。大先輩である植物(漢方薬)で自然治癒力を調整する! 植物性神経とは何か?
▼ 植物の性質とは?
植物の特徴は、備わって動かないことです。
その場でじっと大自然の流れを感じ、
大自然の精気を利用し、
(太陽と土の養分、水を糧に、消化・吸収・代謝・生殖を行い、)
次世代に命をつなげます。
意識をせずに、自動で自然の変化に対応します。
▼ 動物性神経と植物性神経とは?
ヒトは動物です。動くことで、栄養を捕獲します。
そのために、動くための筋肉が発達し、
筋肉を動かすために、動物性神経(運動神経)が発達しています。
ただし、ヒトにも植物性神経があるのです。
植物性神経は自律神経のことで、
我々が意識せずとも、内臓を動かしてくれます。
心臓は何も考えずとも鼓動をうってくれますし、
消化器は、食物を食べれば、意識せずとも消化・吸収・代謝を行ってくれます。
ヒトも大自然のリズムを植物性神経(自律神経)で感じ、
さまざまな変化に植物性神経(自律神経)で対応しているのです。
▼ 自然治癒力を正しい方向へ導く、植物達(漢方薬)
多くのストレスや、日常生活の乱れの影響が強くなると、
大自然のリズムとカラダのリズムが乖離し、
植物性神経(自律神経)が乱れ、自然治癒力が低下します。
または自然治癒力が正しい方向に働かなくなり、
病気といわれる状況になります。
この時に、活躍してくれるのが、ヒトの大先輩である植物(漢方薬)です。
植物はそれぞれの個性をもちながら、大自然のリズムを内包しています。
この大自然のリズムをカラダに取り入れることで、
植物性神経(自律神経)のバランスを取り戻し、
自然治癒力を正しい方向に導き、自然治癒力を最大限に高められます。
結果、不快な症状をなくし、カラダの芯からの体質改善を目指せるのです。
▼ 大自然の恵み(漢方薬)に感謝!
ヒトは動物ですが、大先輩である植物の性質を内臓していることを自覚し、
大自然のリズムとの調和を考え、
植物の恵みを利用させてもらうことが、大切だと思います。
和奏は患者様に漢方薬をお渡しする前に、
漢方薬に、こう声掛けしています。
「いつも、ありがとうございます!
どうか、〇〇様の自然治癒力を正しい方向へ導いてください」
と、(心の中で)
*ヒトのカラダや、植物性神経などについて、
詳しく知りたい方は、下記の本がオススメです。
薬剤師(専門:漢方)・針灸師
東京理科大学薬学部 漢方研究室 卒業
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
ソフィアフィトセラピーカレッジ外部講師
1978年 神奈川県生まれ
自らの病気(喘息・アレルギー体質)を漢方医学で治した経験から、
自分と同じように、西洋医学では対応できない症状で苦しんでいる人をサポートしたいと思い、
2006年「和奏漢方堂【自由が丘】」を開業。
漢方薬・鍼灸など漢方医学を軸に、
伝統医学から近代医学まで分野にこだわらず、
多岐にわたる療法の中から臨床において実践・効果的な療法を研究し、
独自の治療法(「刺さない鍼治療」【経絡ツボ療法×ネオヒーラー】)を確立。
患者様が安心してより健やかな生活を送れることを願い、
日々治療に努めている。