体性感覚野と運動野の地図(ホムンクルス)について
皆様、おはようございます。
前回のブログ【「手や顔を洗う」となぜ目が覚めるのか?】で、 体性感覚野と運動野の地図(ホムンクルス) の図を使いましたが、本日はこの図について説明します。
「手や顔を洗う」となぜ目が覚めるのか?
まず左の感覚野についてですが、たとえば手で触った感覚が脳のどこで近くされているかを表しています。手や顔の範囲が広いことから、手や顔は、微細な刺激を感覚として受け取ることができることを表しています。
右の運動野は、動かしたい筋肉に刺激を与えるきっかけを作る脳の部分で、手や顔の範囲が大きいことで、手や顔は微細な動きをすることができることが分かります。
人間が他の動物と大きく違うところは、手を自由自在に扱えるところです。
手は微細に動かせるだけでなく、手の触覚は微細な刺激を受け取ることもできます。
そのため、手に与える刺激は、脳に多くの刺激を与えることになるのです。
(顔の範囲も大きいので、顔に与える刺激も、脳に多くの刺激を与えます。)
この図はそれを非常に分かりやすくした、とても素晴らしい図だと思います。
生理学を知っていると、日常の生活に応用できるのが面白いです。
それでは皆様、本日も素敵な一日をお過ごしください。
和奏漢方堂【自由が丘】院長
薬剤師(専門:漢方)・針灸師
東京理科大学薬学部 漢方研究室 卒業
アロマテラピーインストラクター
ソフィアフィトセラピーカレッジ講師
1978年 神奈川県生まれ
自らの病気(喘息・アレルギー体質)を漢方医学で治した経験から、
自分と同じように、西洋医学では対応できない症状で苦しんでいる人をサポートしたいと思い、
2006年「和奏漢方堂【自由が丘】」を開業。
漢方薬・鍼灸など漢方医学を軸に、
伝統医学から近代医学まで分野にこだわらず、
多岐にわたる療法の中から臨床において実践・効果的な療法を研究し、
独自の治療法を確立。
患者様が安心してより健やかな生活を送れることを願い、
気の診断を利用した「漢方薬相談」や
【ネオヒーラー×ツボ刺激】の施術を行っている。