漢方薬はなぜ効くのか?漢方薬(植物)の性質とは?漢方薬で自然治癒力を調整する!
植物の性質とは?
植物の特徴は、備わって動かないことです。
その場でじっと大自然の流れを感じ、
大自然の精気を利用し、
(太陽と土の養分、水を糧に、消化・吸収・代謝・生殖を行い、)
次世代に命をつなげます。
意識をせずに、自動で自然の変化に対応します。
動物性神経と植物性神経とは?
ヒトは動物です。動くことで、栄養を捕獲します。
そのために、動くための筋肉が発達し、
筋肉を動かすために、動物性神経(運動神経)が発達しています。
ただし、ヒトにも植物性神経があるのです。
ヒトにとっての植物性神経は自律神経のことです。
自律神経とは、我々が意識せずとも、内臓を動かしてくれる神経です。
自律神経によって指令を受けて、
心臓は何も考えずとも鼓動をうってくれますし、
消化器は、食物を食べれば、意識せずとも消化・吸収・代謝を行ってくれます。
ヒトも大自然のリズムを植物性神経(自律神経)で感じ、
さまざまな変化に植物性神経(自律神経)で対応しているのです。
自然治癒力を正しい方向へ導く、漢方薬(植物)
多くのストレスや、日常生活の乱れの影響が強くなると、
大自然のリズムとカラダのリズムが乖離し、
植物性神経(自律神経)が乱れ、自然治癒力が低下します。
または自然治癒力が正しく働かなくなり、
病気といわれる状況になります。
この時に、活躍してくれるのが、ヒトの大先輩である植物(漢方薬)です。
植物はそれぞれの個性をもちながら、大自然のリズムを内包しています。
そして、漢方薬は植物の中でも、特に個性的な(人の体に有効に作用する)リズムを持っています。
- 漢方薬を服用することで、大自然のリズムをカラダに取り入れることができ
- 植物性神経(自律神経)のバランスを取り戻し
- 自然治癒力が正しい方向に働き、自然治癒力を最大限に高められます。
結果、不快な症状をなくし、カラダの芯からの体質改善を目指せるのです。
大自然の恵み(漢方薬)に感謝!
ヒトは動物ですが、先輩である植物の性質を内臓していることを自覚し、
大自然のリズムとの調和を考え、
植物の恵み(漢方薬)を利用することが、大切だと思っております。
当院の漢方薬治療に興味がある方は、
漢方薬相談コースのページをご覧下さい
和奏漢方堂【自由が丘】院長
薬剤師(専門:漢方)・針灸師
東京理科大学薬学部 漢方研究室 卒業
アロマテラピーインストラクター
ソフィアフィトセラピーカレッジ講師
1978年 神奈川県生まれ
自らの病気(喘息・アレルギー体質)を漢方医学で治した経験から、
自分と同じように、西洋医学では対応できない症状で苦しんでいる人をサポートしたいと思い、
2006年「和奏漢方堂【自由が丘】」を開業。
漢方薬・鍼灸など漢方医学を軸に、
伝統医学から近代医学まで分野にこだわらず、
多岐にわたる療法の中から臨床において実践・効果的な療法を研究し、
独自の治療法を確立。
患者様が安心してより健やかな生活を送れることを願い、
気の診断を利用した「漢方薬相談」や
【ネオヒーラー×ツボ刺激】の施術を行っている。