顎関節症・歯ぎしり対策|歯の噛みしめを止める方法とは? TCHの改善?舌上が重要?頭痛・耳鳴りにも効果あり? 【追記:マウスピースは効果があるか?】

▼ TCH(tooth contacting habit)(歯列接触癖)とは何か?

皆様、TCH(tooth contacting habit)(歯列接触癖)という、良くない習慣をしっていますか?

歯科領域で問題となる癖です。

意識しないで、歯が接触しているだけで、顎関節に長時間、力がかかり、口の筋肉が緊張が取れず、顎関節症の発症や睡眠時の歯ぎしりの原因になったりします。

歯が軽く接触しているかどうかなんて、気にしたことがない。
という方の方が多いとおもいます。

しかし、知らずしらずに、TCHを行ってしまうことで、様々なもったいないことが起きています。

▼ TCHで、こんな症状が

  1. 顎関節症・歯ぎしりの原因・顎の筋肉の痛み
  2. 緊張感がとれず、自律神経のバランスを崩しやすい。
  3. 顔のリンパ・血流が悪くなり、頭痛・耳鳴りや、顔の肌ツヤが悪くなる。
  4. 歯の痛み・えらが張ってくる

▼ では、どのようにTCHの対策をとればよいのか?

それは、歯と歯を接触しないように、意識することです。

しかし、この方法、簡単なようで難しいです。

歯と歯を接触しないように、意識することは微妙な力加減で、これを意識しすぎると、今度は、そのことがストレスになったりします。

そこで、オススメの方法が、舌の位置を意識することです。

▼ 舌上でTCH対策!

舌の位置を意識されている方は、少ないと思いますが、実は、舌の正しい位置は、舌を上あごにつけた、「舌上」の状態です。

舌を吸盤のように、上あごにつけてみてください。
この状況で、口を閉じると、勝手に上下の歯が接触していないことに気づくはずです。

(注意点は、舌先が上の歯の裏に接触しないことです。)
(上の歯の裏に、持続的に力が加わると、出っ歯となります。)

舌を上にし、口をとじ、鼻呼吸を心がけると、勝手にTCH対策になります。

結果、次のような効果が期待できます。

  1. 顎関節症・歯ぎしりの予防、顎の筋肉の痛みの予防
  2. リラックスした状態をつくり、自律神経のバランスをととのえられる。
  3. 顔のリンパ・血流がよくなり、頭痛・耳鳴りの予防、肌ツヤがよくなる。
  4. 歯痛予防・えら張りの予防

▼ 舌上で、唾液の分泌もアップ!

さらに、

5.唾液の分泌がよくなる。

「舌上+口を閉じる+鼻呼吸」 この状況を試すと、唾液がジュワっと出てくると思います。

唾液は、東洋医学では精力のバロメーターと言われており、唾液の分泌が少ないと、精力が落ち、免疫力が落ちたり、口腔内の細菌が増えたり、消化がしづらくなったり、と、カラダに様々な負担がかかります。

舌上によって、唾液の分泌もあがるので、舌上は、一石五鳥のセルフケアと言えます。

▼ 実は難しい、舌上!?

このように、舌上はとても、オススメのセルフケアですが、習慣化するのはとても難しいです。

和奏でオススメするセルフケアの中でも、一番難しいと思っています。
「舌上が良いのは分かった!よし始めよう!」と
思っても、なかなか、習慣化するのが難しいです。

なぜなら、すぐに忘れてしまうからです。

人と話をしたら、舌上でなくなります。
そのあと、思い出さなければ、舌上を続けられません。

▼ 携帯電話の利用!

そこで、オススメなのが、携帯電話の待ち受け画面を利用することです。

携帯電話の待ち受け画面に「舌上」の文字を入れたり、画像で張ったりします。

すると、携帯電話を見るたびに、「舌上しなくちゃなぁ」と、思い出すことができます。

「そこまでしなくて良いだろう」と思わられる方もいると思いますが、歯ぎしりや顎関節症でお悩みの方は、一度、そこまでしててでも、徹底的に舌上を心掛け、そして、TCHの癖の改善をすることも一案です。

お試しください。

▼ まずは2週間!

「ずっと頑張ろう」とすると、なんだか、気分的にも辛くなります。

ですので、まずは、2週間頑張ってみて、どのようなカラダの変化があるかを感じてみてください。

*舌上に関して、歯科医師の書いたオススメの本があります。
興味ある方は一読ください。

舌は下でなく上に

秦の始皇帝もビックリ!不老長寿の秘訣“舌の吸盤化”。いつでも、どこでも、誰でもできる健康法、、、
(Amazon)

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顎関節症・歯ぎしりにマウスピースは効果があるか?

上の記事を読まれた患者様から、質問がありました。

「歯ぎしり予防に、マウスピースをしていますが、マウスピースは効果がありますか?」

▼ まずは1週間試してみましょう!

結論から言いますと、
試してみて、結果が良ければ合ってます。
続けましょう!
結果が悪ければ、無理に続ける必要はないです。

マウスピースをして、寝てみて、翌朝、
「あごが調子が良い。」
「なんだか、しっかり寝られている気がする」

という方は、マウスピースが合っています。続けるのがオススメです。

マウスピースをして、寝てみて、
「大した効果を感じない。」
「口の中が違和感で、なんだか眠りづらい」
という方は、合っていません。
無理に続ける必要はないです。

▼ マウスピースは、根本の原因の除去にはならない?

マウスピースは、かみ合わせを整えることで、あごへの負担を軽くすることが1番の目的です。

しかし、「噛む」という癖を治すわけではありません。

「噛む」ことの癖を治すのに一番のオススメは、日中に舌上を心掛け、歯の接触する癖を治すことです。(意識下)

歯を接触させないという癖が、日中(意識下)についてきますと、睡眠中(無意識下)でも、「噛む」癖が治りやすくなります。

ですので、顎関節症や歯ぎしりの方への一番のセルフケアは、舌上で「歯の接触する癖」を治すことです。

そして、マウスピースは、その治す過程で使ってみて、使用感が良ければ、続けるというのが、個人的に、オススメです。

刺さない鍼治療や漢方薬もオススメです。

症状が軽いものであれば、今回お伝えした、舌上だけでかなり楽になると思います。

ただし、なかなか治らない症状や、今すぐ不快な症状を取りたい方は、是非当院に来院ください。

刺さない鍼治療は、顎関節症などの症状に、早く対応できる治療です。一度ご相談下さいませ。