花粉症にも腸活のススメ!プロバイオティクス×プレバイオティクス?【ビオスリーHiまたはビオフェルミンSプラス】×【イヌリン】
皆様、こんにちは。
本日は腸活のススメについてお話しします。
腸活とは?
腸活とは、腸内の環境を整えて、体の調子を良くすることを言います。
腸内環境を整えることで、便通が改善されだけでなく、免疫力を高めたり調整したりしアレルギー体質の改善や、精神的な不安を緩和することができます。
(自分に非常に合った腸内環境を作ることができれば、花粉症などのアレルギー体質の改善の効果も期待できます。)
また、腸内環境と肌には密接な関係があるため、腸内環境を良くすることで、肌の調子を整えることにもつながります。
では、どのように腸活をするのかといいますと、プロバイオティクスとプレバイオティクスが重要となります。
プロバイオティクスとプレバイオティクスとは?
プロバイオティクスは、腸に良い菌(善玉菌)です。
そして、プレバイオティクスは、善玉菌のエサになるものです。
プロバイオティクスの代表例は、ヨーグルトなど含まれる乳酸菌。
プレバイオティクスの代表例は、食物繊維です。
両方を摂ることで、腸内の環境が良くなりやすいです。
プレバイオティクスのオススメはイヌリン
プレバイオティクスでオススメは、食物繊維である難消化性デキストリンやイヌリンです。
これらは、プレバイオティクスとして働き、腸内の善玉菌のエサとして、腸内環境を整える役割を果たします。
(さらに、糖の急激な吸収を抑える作用・インスリンの分泌量を低下させる作用・脂肪の吸収も抑える作用があります。)
*糖の急激な吸収を抑える作用を考えると、食前の接種がオススメです。
当院がオススメしているプレバイオティクスの商品は下記のイヌリンです。
500g入りで約1000円、とてもコストパフォーマンス良い商品です。
イヌリン(難消化性デキストリン)の飲み方について!
難消化性デキストリンやイヌリンを摂取している方は、プレバイオティクスは十分に摂取していることになります。
その上で、さらに腸活を行いたい方にオススメなのは、プロバイオティクスを摂取することです。
プロバイオティクスでオススメはビオスリーHI錠と新ビオフェミンSプラス錠
プロバイオティクスは、様々なものがありますが、私自身が摂取してきてオススメな商品は、
ビオスリーHi錠と新ビオフェルミンSプラスです。
ビオスリーHi錠について
ビオスリーHi錠は、酪酸菌・乳酸菌・糖化菌の3種類の菌が複合されており、腸の調子を整えます。
ビオスリーHi錠のホームページより抜粋
成分名 分量 働き 酪酸菌 150mg ・大腸で働く。・腸内を有用菌(善玉菌)が棲みやすい環境にし、腸内フローラを整える。・酪酸を産生し、大腸のバリア機能に必要な粘液の分泌を促す。 ラクトミン
(乳酸菌)30mg ・小腸~大腸で働く。・乳酸を産生して腸内フローラを整える。・酪酸菌を増やす。 糖化菌 150mg ・小腸で働く。・腸内有用菌(善玉菌)の乳酸菌やビフィズス菌を増やす。 ビオスリーHi錠
特徴的なものは酪酸菌で、酪酸菌は腸内環境を良くするだけでなく、免疫を調整する可能性があり、
アレルギー体質の改善の可能性も期待できます。
新ビオフェミンSプラス錠について
新ビオフェルミンSプラスは、ビフィズス菌+フェーカリス菌+アシドフィルス菌に加えてロンガム菌が加わったもので、腸の調子を調えます。
新ビオフェルミンSプラスのホームページより抜粋
ビフィズス菌(2種)
ビフィズス菌
定着性に優れた菌。主に大腸にすみつき、乳酸と酢酸をつくり腸内フローラを整えます。
ロンガム菌
主に大腸にすみつき、酢酸を多くつくり、悪玉菌を減らして、腸内フローラを整えます。
主に大腸に生息するラクトミン(2種)
フェーカリス菌
小腸ですばやく増えて善玉菌の増殖をサポートし、腸内フローラのバランスを整えます。
アシドフィルス菌
主に小腸にすみつき、乳酸を多くつくり、悪玉菌を減らして、腸内フローラを整えます。
新ビオフェルミンSプラス
主に小腸に生息する
新ビオフェルミンS錠も十分に良い菌が入っているのですが、ロンガム菌を加えて、さらなる整腸効果が期待できる新ビオフェルミンSプラス錠が個人的にはオススメです。
4種配合で、免疫力を高める可能性も期待できます。
飲んでみないと自分に合っているか分からない、プロバイオティクス
自分に合ったプロバイオティクス(善玉菌)は飲んでみないと分かりません。
自分に合うかどうかは、便通の調子が良くなったか?やアレルギーやその他の体調が良くなったか?で判断します。
当院では患者様にオススメしている2製品を1か月程度づつ試していただくことがあります。
すると、どちらの製品が自分の体に合っているかが分かります。
もちろん、今回オススメした2製品がすべての人に合うわけではありません。
2製品以外でも良い商品は多数あると思います。
気になったプロバイオティクス商品があればお試し下さい。
色々と試して、一番カラダの調子が良くなるものを見つけるのが良いと思います。
自分に合ったプロバイオティクスを接種することで、
腸内環境が変わり、様々な体質改善につながります。
調子が良くなっても、できるだけ飲み続けることが大切
なにかしらのプロバイオティクス(善玉菌)の商品を接種し、
身体の調子が良くなった場合、もう止めてもよいだろうと思われると思いますが、
もしも自分に合った商品が見つかった場合は、
できれば飲み続けてください。
外部から接種するプロバイオティクスは、腸内に居つくことはありません。
飲んでいる期間働いてくれる、傭兵部隊のようなものです。
ですので、接種をやめてしまうと、傭兵部隊がいなくなったと同じで、
調子が良くなった効果が、なくなってしまう可能性があります。
まとめ
本日は、プレとプロが多く出てきて、混乱する方もいると思いますが、
プロバイオティクスは、腸に良い菌そのもの。
プレバイオティクスは、菌のエサ。
と覚えてください。
プロバイオティクスやプレバイオティクスの製品は多数あり、何から飲んでよいか分からない方もいると思います。
その場合は、
ビオスリーHi錠または新ビオフェルミンSプラス錠
+イヌリンをまずはお試しください。
それでは皆様、本日も素敵な一日をお過ごしください。
和奏漢方堂【自由が丘】院長
薬剤師(専門:漢方)・針灸師
東京理科大学薬学部 漢方研究室 卒業
アロマテラピーインストラクター
ソフィアフィトセラピーカレッジ講師
1978年 神奈川県生まれ
自らの病気(喘息・アレルギー体質)を漢方医学で治した経験から、
自分と同じように、西洋医学では対応できない症状で苦しんでいる人をサポートしたいと思い、
2006年「和奏漢方堂【自由が丘】」を開業。
漢方薬・鍼灸など漢方医学を軸に、
伝統医学から近代医学まで分野にこだわらず、
多岐にわたる療法の中から臨床において実践・効果的な療法を研究し、
独自の治療法を確立。
患者様が安心してより健やかな生活を送れることを願い、
気の診断を利用した「漢方薬相談」や
【ネオヒーラー×ツボ刺激】の施術を行っている。