自律神経を調える温冷浴(交代浴)のススメ!食器洗い時も実践法とは?
皆様、こんにちは。
じめじめとした季節となりました。
この時期は自律神経が乱れやすい時期です。
本日は、自律神経を調える温冷浴(交代浴)についてお話しします
温冷浴とは?
温冷浴は、手浴と足湯の2つの方法があります。
手や足を、温かいお湯と、冷たい水に交互に漬ける方法です。
温冷浴の効能とは?
温かいお湯と冷たい水で、交互に手や足を刺激することで、自律神経を刺激します。
結果、自律神経のバランスを調えることができます。
また、血流改善にも役立ちます。
温かいお湯に浸かることで、末梢血管が拡張し、
次に冷たい水により、抹消血管が収縮します。
末梢血管が拡大と収縮を繰り返すことにより、血管のポンプ作用がアップし、
血流がよくなり、滞りがちな末梢の血行も改善します。
温かいお湯は、適温で構いません。
熱すぎると、肌に余分な不可をかけます。
冷たい水は、タライに氷などを入れて、なるべく冷たくするのがベストですが、
通常の水道からでる、一番冷たい水でも十分です。
大切なのは、温度の差(ギャップ)です。
交互にすることで、手や足がジワーと暖かくなったり、
キュッーと冷たくなり締め付けられるような感じを受けたりします。
この時に、自律神経に刺激に与えたり、
末梢の血流を改善します。
最後は、冷たい水で終わるのがオススメです。
自律神経の調整は様々な症状の改善に関わります。
宜しければ、お試しください。
実践編:食器洗いで温冷浴!
食器を洗う時に、温かいお湯と冷たい水を交互に利用すると、
食器洗いをしながら、温冷浴をすることができます。
熱々のお湯は避けてください。皮膚に負担がかかりますので。
冷たい水は、蛇口からで最大の冷たい水で大丈夫です。
できれば、最後は冷たい水で終わるのが良いです。
それでは皆様、本日も素敵な一日をお過ごしください。
和奏漢方堂【自由が丘】院長
薬剤師(専門:漢方)・針灸師
東京理科大学薬学部 漢方研究室 卒業
アロマテラピーインストラクター
ソフィアフィトセラピーカレッジ講師
1978年 神奈川県生まれ
自らの病気(喘息・アレルギー体質)を漢方医学で治した経験から、
自分と同じように、西洋医学では対応できない症状で苦しんでいる人をサポートしたいと思い、
2006年「和奏漢方堂【自由が丘】」を開業。
漢方薬・鍼灸など漢方医学を軸に、
伝統医学から近代医学まで分野にこだわらず、
多岐にわたる療法の中から臨床において実践・効果的な療法を研究し、
独自の治療法を確立。
患者様が安心してより健やかな生活を送れることを願い、
気の診断を利用した「漢方薬相談」や
【ネオヒーラー×ツボ刺激】の施術を行っている。